ポチは技術士法に関する解説に関してはあまり自信がないのです。記述内容は参考程度にして下さることをお願い致します。実際に喋るときは自己責任でよろしく。「この見解はおかしいんじゃないの?」という項目がありましたら、ご一報下さい。
このページ(技術士法関連)は、基本的には総合技術監理部門を受ける方のために作成したものですが、上下水道部門の受験する方々が使われてもほとんどさしつかえないと判断して、両方の受験者用に提供しています。したがって、上下水道部門の受験用にはふさわしくない記述がひょっとしてあるかもしれないことをご了承願います。
○はポチがH16年度総合技術監理部門の試験で聞かれた質問(類似問題を含む)です。
○●はポチを含む延べ4人がH12・13年度水道部門「上水道及び工業用水道」科目の試験で聞かれた問題です。(○=H12年度、●=H13年度)
H12年(2000年)4月に技術士法が改正された。その背景は
@ 質の高い十分な数の技術者の育成・確保
科学技術創造立国の実現を目指し、技術革新による産業フロンティア創出と国際競争力強化を図るため、技術系人材の育成、確保が重要な課題となっている。(技術士試験のあり方の変更)
A 海外技術者資格との相互承認への対応
経済活動のグローバル化に伴い、「国境を越えて活躍できる技術者」の具体化が急速に進展しており、我が国も国際的に整合性のとれた海外技術者資格との相互承認への対応。(継続研鑽)
B 技術士倫理の確立
高度化、複雑化の著しい科学技術に対する信頼性や安全、安心の確保の観点から、技術的実務能力の他に、高い職業倫理を要件とする技術者資格への期待
@ 一次試験の義務化(一次試験合格者でなければ二次試験を受けられない)
A 二次試験の受験資格の改正
B 試験内容の改正(「高等の専門的応用能力」に加え、「専門的学識」を有する必要から、二次試験の一般問題に専門的学識を問う問題を出題。
C 「資質向上の責務」(技術士の資質向上を図るための継続研鑽の義務化。これにより技術者資格の国際的相互承認が図れることとなる)「公益確保の責務」の追加。
D 総合技術監理部門の新設
科学技術社会を支える専門技術者として、高いレベルの技術を維持すると共に、国際的視点や高い倫理観も維持することが求められていること。
技術士等の資格を定め、その業務の適正化を図り、もって科学技術の向上に努め、国民経済の発展に資すること。(目的:第1条)
@ その人が国際的視点や公益を最優先におく高い倫理観を持ち、科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを、国が公的に認定すること。
A 国際的な技術者資格相互承認ができる。
技術士登録簿に登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を行う者。
国際的視点と公益を最優先にする高い倫理観を持ち、高等の専門的応用能力を発揮し現地の諸条件に最も適合した解決法を提案すること。
知識・経験を活用してそのケースにおける最も適した判断をすること。
客先からある技術的課題を解決するよう求められた場合、基準・規定・既存の技術をただ適用するのではなく、現地の諸条件に最も適合した解決法を提案し、客先のニーズに的確に答えることが出来る能力。キラリと光るオリジナリティのある提案が出来るかどうかだ。
@ 自分の専門とする分野に関して、しっかりとした基礎知識を身につけ、能力向上に努め、技術基盤を固めること。
A 新しい技術や専門外の他分野技術にも注目し、幅広い知識を習得する。
B 経済性、安全性、外部環境への影響など、総合的な観点から判断できる能力を身につける。
技術者:専門的な仕事を既存の基準・仕様に基づいて正確に行う能力に与えられる資格
技術士:規定や基準では対応しがたい技術的な問題点を解決する能力に与えられる資格。
国が、科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを認定することで、最も権威のある資格と考える。
昭和58年(1983年)4月27日。
「技術士法」に基づいて行われる第二次試験に合格し、技術士登録を受ける。
氏名、生年月日、事務所の名称及び所在地、合格した二次試験の技術部門の名称
3大義務:信用失墜行為の禁止、秘密保持義務、名称表示の場合の義務
2大責務:継続的資質向上の責務、公益確保の責務
どちらも強い意志をもってやり遂げなくてはならないことですが、義務には罰則規定があるが、責務にはない。守秘義務違反は懲役1年以下または50万円以下の罰金
守秘義務違反は懲役1年以下または50万円以下の罰金がある。
技術士資格の剥奪
技術士登録簿に登録している部門の範囲。
他の領域の専門家と良好な信頼関係を築き、プロジェクトを円滑に推進させるよう努める。
@ 技術者資格の国際的相互承認を図るため。(APECでは相互承認の枠組みを決めており、我が国も技術者資格の国際的整合性を図る必要から)
A 技術が安全問題(事故)や環境問題を生じさせる場合があり、社会に及ぼす影響の大きさが(正の効果も負の効果も)拡大する傾向にある。従って、技術者は実務担当能力を有することに加え、社会や公益に対する責任感と高い職業倫理を備えることが必要となってきた。
技術士は、その業務に関して有する知識、技能、資質を向上させるように努める必要があり、資格取得後も科学技術の発展に遅れないための手段である。
(3年間で150CPD時間相当の研究等が義務づけられている)
@ 講習会・研修会・講演会への参加。
A 論文の発表。
B 技術指導や講師。
C 技術資格の取得。
D 公的機関の委員
職業倫理のことで、公共の安全、環境の保全、その他公益を失することの無いように努めること。
高度化、複雑化の著しい科学技術に対する信頼性や安全・安心の確保の観点から、技術的実務能力の他に、高い職業倫理を要件とする技術者資格が期待されているから。
個人情報の保護を念頭に置き、情報公開の限度を納得いくまで説明しています。公開すべきかどうか迷う場合は、人権擁護機関等の関係機関や弁護士と協議することにしています。
公益確保の観点から情報公開すべき内容が守秘義務を犯すケースが考えられる。守秘義務は法的に罰則規定があるが、公益福利の優先のためには、守秘義務違反の情報公開もやむをえないと思う。
個人情報。特許等の開発技術。
公衆の安全、健康及び福利の最優先を念頭に置くべきと考える。(技術士倫理要綱)公的福利と秘密保持の義務を両立できるようにぎりぎりまで調整に努めたい。秘密保持の義務については、違反には法的に罰則規定があるが、倫理の歴史的背景から考えても公的福利を優先すべきでしょう。
(正解かどうか疑問なのですがごめんなさい。)
「依頼者の(利益擁護の)ためです。」
業務内容によっては、依頼者以外にも、個人情報保護の観点では関連する企業や個人の情報守秘義務が生じるし、技術情報に関するものなら技術情報を提供してくれた人(企業、研究機関)の利益保護も対象となる。
公共の安全、環境の保全等、公衆の安全、健康、福利のこと。
不特定多数の人々や社会の幸せや利益のこと
(ア) 公共の安全、環境の保全等公衆の安全、健康、福利を最優先にする。
(イ) 公正な立場で関係者と調整する。
(ウ) 入手情報の秘密保持義務
(エ) 公正な競争に努める。
(オ) 関連法・基準の遵守、適正な是正措置を講じる。
(カ) 正しい情報公開
(キ) 不当な手数料・贈与を受けない
具体的には、耐久性の向上、耐震安全性の確保、コスト縮減提案、効率的な改良更新提案、環境負荷の低減、遺跡等歴史的文化遺産の尊重、適切な情報公開
技術士は「公衆の安全、健康、福利の最優先」を念頭に置き、常に中立・公正を心がけ、法令を遵守し、「良いこと悪いこと」のけじめを付けながら行動すべきです。
技術士は倫理に照らして行動し、その関与する技術の利用が公益を害することのないように努めなければならない。
良いこと、悪いことのけじめをきちんと付けること。
高度化している科学技術の有効性を発揮するには、組織における技術者の総合的判断に負うものが大きい。判断を誤り、事故や環境汚染等の被害が生じたときの影響は従来にもまして大きくなっている。
科学技術の信頼性、安全・安心の確保は技術者の高い倫理観により成り立っている。
(皆様の実情を述べてください)
公務員は「全体への奉仕者」であることを徹底させるため、研修を実施したり、法を遵守し全体に対して公平公正な業務を行っているかどうかOJTで指導、チェックをしている。
(皆様の実情を述べてください)
(ア) 工事関連
建設リサイクル法に基づく建築物の分別解体、掘削土・アスファルト等の再資源化
再資源化製品、エコ製品の積極的利用
漏水調査や老朽管の布設替え(健全な水環境の保全)
(イ) 浄水管理
深夜電力の積極的利用
発生汚泥の発生量の抑制(スルーパス、薬品の適正注入)と有効利用(エコセメント、園芸土)
(ウ) 事務所
節電(昼休憩時の消灯)、コピー用紙の使用抑制、再生紙の利用、封筒の再利用、分別収集
(皆様の実情を述べてください)
私たち公務員は全体への奉仕者ですから、公衆の安全、健康や福利等をないがしろにして水道事業を遂行することはあり得ないと思っています。
しかし、場合によっては、実情を隠したり、虚偽報告を行う等の提案が現場であるかもしれません。法令遵守と公務員倫理に照らし合わせ、信用を失ったときの取り返しのつかない弊害を説明し、「正しいあり方を選択する」よう説得いたします。
公益の確保が最優先ですから、直ちに危機管理活動を実施し、環境への影響を最小限に食い止める努力をします。場合によっては、事業の中止を進言します。
@ 最高責任者をトップとする対策本部を設置し、対策方針を決定する。
A 詳細な情報収集による危機状況の把握→分析→リスクの特定とリスク対策の決定
B 「危機状況と取り組み姿勢」について、内外に情報公開
C リソースの集中
D 危機対応作業の進行管理のチェック
工程、リソース(人材、金、資機材)、安全、情報(情報収集、伝達、広報)
E 復旧段階
危機管理活動の効果の検証と問題点の修正
活動内容の測定と評価、危機管理マニュアルのチェック、資機材の備蓄状況の有効性
技術士は科学技術に関する高度な応用能力と高い倫理観を備えていることを国に認定されている技術者である。その重みを十分認識し、例え、自組織に不利になる事項が含まれていても、正しく情報公開を行うこと。
5つの管理技術に関する高い技術力と指導力を保持すると共に、社会規範や組織倫理に抵触する判断や行動を行わないよう行動を律する。
社会倫理や倫理基準は時代と共に変化する場合があると思いますので、新聞や専門誌、テレビ・ラジオ等のメディアを通じて、自分の基準が社会一般の基準と逸脱していないことを意識してチェックするよう心がけている。
(皆様の実情を述べてください)
@ 日本水道協会
A 公務員の服務規律、国家公務員倫理規定
公務員に対する風当たりはかなりきついので、服務規律については厳しく研修しています。
日本水道協会としての取り組みはあまり聞きません。
(皆様の実情を述べてください)
信用失墜行為の事例(贈収賄、官製談合、セクハラ、全体への奉仕者)について話し合い、一端失われた信用回復には長い時間と多大な労力が必要である旨を説き、そのような事例が起こらないよう、上司への緊急報告と指示を仰ぐ体制を整えている。
(皆様の業界に関連した例を挙げることがベターと思います)
@雪印乳業事件
1.集団食中毒事件
基本的な注意を怠り、集団食中毒を起こす。1人死亡、199人重軽傷。業務上過失致死傷に問われ、トップブランドから転落。一連の不祥事から廃業にいたる。
2.国産牛肉偽装事件
雪印食品(解散)の国産牛肉偽装事件で、国のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)対策の買い上げ事業を悪用し、業界団体から約1億9500万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた。
3.産地の偽装表示
A三菱自動車のリコール隠し事件
B水道事業関係
長岡京市:11年間(H1.3〜H11.6)水道原水水質検査結果の改ざん
宮崎市 :クリプトスポリジウム対策実施に関する虚偽報告
不祥事や事故が発生したとき、現場が事実を隠し、それをチェックする組織が機能しない場合、最悪の事態になります。雪印乳業のようなトップブランド企業が廃業に追い込まれたり、三菱自動車も存亡の危機に瀕している。
水道事業体の不祥事は、公務員の信用失墜行為であり、需用者ばかりでなく市民全体の信頼回復には大変な努力が必要となっている。法令遵守と高い倫理観に基づく行動の重要性が痛いほど理解できた。
技術士の表示を行って、国民経済の発展に寄与しない行為や倫理に反する行為を行うこと。
具体的には
公共の安全・環境の保全・その他の公益を害すること。
法を犯したり、法の網をくぐり抜けるような方法の指導や技術的根拠のない技術の推奨をする。
業務上知り得た特許申請中の技術的知見を流用したり、採用工法が知的所有権を侵害すること。
専門以外の表示や誇大広告をすること。
技術士本人が違法行為等により刑罰を受けること。
国際的な資格の相互承認のためです。(APECでは相互承認の枠組みを決めており、我が国も技術者資格の国際的整合性を図る必要から)
資格取得後も科学技術の発展に遅れないための手段である。(3年間で150CPD時間相当の研鑽が義務づけられている)
技術士資格の国際的相互承認を図るため、「公益確保の責務」「資質向上の責務」を果たすよう、「技術者倫理の徹底」「科学技術の進歩への関与」「社会環境への対応」「技術者としての判断力の向上」を研鑽するよう求められている。
@ 技術者倫理の徹底
技術者は倫理に照らして行動し、その関与する技術の利用が公益を害さないようにする。
A 科学技術の進歩への関与
絶え間なく進歩する科学・技術に常に関心を持ち、新しい技術の習得・応用を通じ社会経済の発展、安全・福祉の向上に貢献できるよう、その能力の維持向上に努める。
B 社会環境変化への対応
社会の環境変化、国際的な動向、それらによる技術者に対する要請の変化に目を配り、柔軟に対応する。
C 技術者としての判断力の向上
技術者は経験の蓄積に応じ視野を広げ、業務の遂行に当たり的確な判断が出来るよう判断力の向上に努める。
技術士が資質の一層の向上や倫理を備えるため、資格取得後の継続的研鑽が義務づけられた。CPD活動に費やした時間に対し「時間重み係数」を乗じて換算した「CPD時間」という単位で評価する。3年間で150CPD時間が目標。
平成12年の技術士法の改正により、技術士の資質の一層の向上を図るため、資格取得後の研鑽が義務づけられた。これによって、技術者資格の国際的な相互承認への対応に向けて国際的整合性も充実した。(APEC技術者資格相互承認プロジェクトにおいては、APECエンジニアとしてその実質的同等性を確認する重要要素として、「継続的な専門能力開発を満足すべきレベルで維持している」ことを挙げている。)
継続教育を行うには次の視点を重視する。
@ 技術者倫理の徹底
A 科学技術の進歩への関与
B 社会環境変化への対応
C 技術者としての判断力の向上
習得すべき課題
@ 一般共通事項(10)
倫理、環境、安全、技術動向、社会動向、産業経済動向、規格・基準の動向、マネジメント手法、契約、国際交流
A 技術課題(4)
専門分野の最新技術、科学技術動向、関係法令、事故事例、その他
(皆様の実情を述べて下さい。)
企業内研修
技術指導や産業界における業務経験
講習会、研修会、研究会、シンポジウムへの参加
論文発表、技術投稿、技術図書の執筆
総合監理部門の受験等公的な技術資格の取得
公的な機関での議長や委員長の就任
○○○単位です。この試験が合格すれば、20単位アップが見込めます。
(皆様の実情を述べて下さい。)
水道関係の情報収集に注意し、倫理や国際的動向、社会環境の変化等に気を付けたい。
科学技術で新たな知を創造し、環境の保全と人類の幸福(安全、安心、心の安らぎ、福祉)を実現すること。
常に、高等の専門的応用能力の向上に努め(資質向上の責務)、公益を最優先した職業倫理(公益の確保)を堅持して行動すること。また、国際的な場では、認証資格者としてリーダーの役割を担う。
@ 高度な専門的技術力を持っていること
A 高潔な人間性と道徳観・倫理観を持ち、公益の確保を最優先においていること
B 国際化に対応したグローバルエンジニアであること(APECエンジニア登録を行い、いつでも、どこでも、誰とでも仕事ができる状況を整える)
技術士法に定められた規定
@ 定義
技術士登録簿に登録し、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を行う者。
A 「資質向上」「公益確保」の責務
B 「信用失墜行為の禁止」「秘密保持」「名称使用の場合」の義務
C 妥当な報酬
技術士の業務に対する報酬は、公正かつ妥当なものでなくてはならない。
<今後の課題=技術士の職業的位置付け>
技術士には以上のような業務内容と報酬の規定があっても業務独占資格の法律ではないため、様々な職域で活躍する技術士の位置づけを明確にする必要がある。
「公共の安全、環境の保全、その他公益に関係の深い業務」は、その責任者として技術士が担当する。
安全と所定の品質確保、職業倫理の遵守が重要な分野の業務には、「国民に資質と能力を公的に証明できる技術士が関与して責任を持つ」という定めが必要である。
公共事業、原子力施設、自動車、大規模な機械・電機・電子製品、食品の安全や環境保全を扱う業務も技術士の関与が必要である。
@ 独立したコンサルタント
A 企業内技術者
B 公務員技術者
行政サービス、関係機関との協議、地域住民との折衝を行う技術の責任者は、技術士がふさわしい。多様な技術判断を伴う行政業務の実績を積む、政策評価や技術審査の能力開発、マネジメント技術の研修、研鑽を積むこと。
C 教育・研究者
D 知的財産評価者
E その他の職域
信用失墜行為の禁止:職業的な権威に関わるもの
秘密保持義務 :依頼者の利益擁護に関わるもの
名称表示 :資格の範囲に関わるもの
コンサルタント技術者、公務員技術者、企業内技術者のリーダーは、公の生命や財産の安全を最優先して倫理的な判断、技術的な判断を下さなくてはならない。
@ 品位の保持(強い責任感)
A 専門技術の権威(専門技術の向上、確信のない業務に携わらない)
B 中立公正の堅持
C 適切な業務の報酬(業務の報酬以外に不当な手数料、贈与を受け取らない)
D 明確な契約(発注者との紛争を避ける)
E 秘密の保持
F 公正、自由な競争
G 技術士相互の信頼(他の技術士の名誉毀損や業務妨害をしない)
H 広告の制限(専門以外の表示や誇大広告をしない)
I 他の専門家との協力
技術士に合格した時点の能力をスタートレベルに、常にそれ以上の能力を目指して自己の責任によって継続的に研鑽を積むこと。 CPD=継続研鑽
自己研鑽の基本は、自己の専門とする分野で業務を確実に遂行し、その過程で必要な知識、技術、ノウハウ等を適正に身につけることである。
それを充実・補完する手段として以下の手段がある。
@ 研修会、講習会、研究会、シンポジウムへの参加
A 論文等の発表
B 企業内研修およびOJT
C 技術指導研修会・講習会の講師
D 産業界における業務経験
1) 国際的資格の取得
APECエンジニア登録を行い、いつでも、どこでも、誰とでも仕事ができる状態を整える。
2) 国際競争への参画と技術移転
外国のPEと技術を競ったり協力する場で、我が国の技術の優秀性を示すこと、優秀性を理解してもらうことは技術士の責務である。
海外からの研究者、技術者の留学生を増やす努力を払う